Exhibition: August 24 2015

 
ふれるめ
 
グループ展に参加します。

ふれるめ|Sight Touching
2015年9月6日(日) – 10月4日(日)
11:00-19:00 月・火・祝日 休廊
September 6 (Sun) – October 4 (Sun), 2015 
11:00-19:00 Closed on Monday, Tuesday, Holidays
Press Release (496KB) http://taliongallery.com/jp/press/31Furerume.pdf 

TALION GALLERY
〒171-0031 東京都豊島区目白2-2-1 B1F
B1F 2-2-1, Mejiro, Toshima-ku, Tokyo 171-0031, Japan
Tel/Fax +(0)81-3-5927-9858
E-Mail info@taliongallery.com
URL http://taliongallery.com 
Gallery Information http://taliongallery.com/jp/information/

当初は私で企画するというお話だったのですが、なかなか煮詰めることができず、ギャラリー
からの提案で私も出品者になりました。そのため、私は準企画者としてささやかに全体を眺め
つつも、基本的にはいち出品者の立場にとどめています。

展覧会名の「ふれるめ」は私が当初から考えていたものがそのまま残りました。
ステートメントにもあるように、“視覚芸術の作家にとって至極普通な感性の動きを言葉にした
もの” ということで企画冒頭に他の作家さんへ投げかけ、でも “至極普通” であるゆえに、いつ
も通りの作品制作をして頂いています。会場構成もギャラリーと各作家さんに委ねるつもりで
いまして、むしろ、作家さんとギャラリーとがどの様に仕上げるかという、その展開を楽しみ
にしています。

とはいえ、プレスリリースにはギャラリーと並んで “企画(者)” と表記されていますので、
「ふれるめ」について、出品作のことを通して補足します。

ここ近年、心身に負荷の多い私を気遣って幾人かの知人から散歩を勧められいました。不健康
であることで行動に悪循環をもたらすことは自分でも分かってはいましたけれど、生活リズム
を習慣化することが昔からどうも苦手で、フリーランスの生活に移ったことでより不摂生が増
してしまっていました。
いよいよこのままではどうかと思った今年の春から、気分転換と眼の疲労回復を兼ねて、住ま
いのすぐ近くにある旧鎌倉街道(三貫清水緑地)を数分から数十分歩くようになりました。
なかなか毎日とはいかないですが、なかば義務的に自分へ課しています。

私は普段カメラを持ち歩きません。というと厳密でなく、カメラという認識をあまりしないで
すむ携帯(電話)でのみ日常的に写真を撮っています。8×10でもコンデジでもない、とても気
楽な、日記に近いものです。もちろん職業柄からくる衝動であるかとも思いますが、でも作品
未満であることが常に担保されているので、ほとんどがいわゆる “つぶやき” であって、日々の
愉しみのひとつになっています。
で、散歩の折も同じように携帯で写真を撮っています。

散歩をすると、通りがかりで散歩する人と遭ったり、話しかけられたりすることが苦手で、立
ち止まるとそうなってしまいそうで、大概そそくさとコースを廻って帰ってきてしまいます。
たまに人が多かったりすると、以降、散歩コースから気持ちが遠退いてしまうので、徐々に携
帯で景観の変化を記録するようになり、“そこ” へ行くことの理由にしました。この理由なくば、
“そこ” 以外に散歩できる場所が近くになく、おのずと散歩ができなくなってしまいます。迷わ
ずすぐ行ける距離にあることが、もともとの目的である散歩を持続可能にするのです。

景色が好きとかそういうものがない、たまたま、なんでもない、もっと別の目的のための場所
を、結果的に日々観察し記録し続けています。

あ、近作についての話をするんでしたっけ。んん。。
つまり “そこ” へ通い始めた頃にフィルムで撮ったものがあり、その中から3点を出品するので
すが、これもたまたまの衝動でフィルムが残っているうちに撮っておいたもので、その以降は
金欠で撮っておらず、携帯で撮った宙ぶらりんな画像ばかりが蓄積している状態です。
出品する3点と散歩との関連性は同じ場所であることぐらいで、やはり作品化という過程では
何か違う意識が干渉します。それはそれで技術的にやむを得ないことなのですが、でも、出来
事と作品化との関係についてはブラックボックスのままでありたいと思います。

あ、「ふれるめ」の補足をするんでしたっけ。んん。。
 


 
 

Posted in: Exhibition by shiigishizune